柳川は3回3失点・畔柳は2回無失点!対照的な投球を岩本氏が分析
カード3連勝を狙う日本ハムは26日、楽天との対戦で3-2と僅差で敗れた。日本ハム先発は、10日に育成から支配下登録された3年目・柳川大晟。打線が先制した後の初回、立ち上がりから二者連続四球を与えるなど無死満塁のピンチを背負うと、浅村栄斗に犠飛を打たれ同点を許す。3回にも先頭打者に四球を出し、小深田大翔に適時三塁打を浴びた。さらに浅村に2度目の犠飛を決められ、柳川は3回3安打3四球3失点とほろ苦い一軍デビューとなった。2番手で登板した同じく3年目・畔柳亨丞は楽天打線を打ち取り、2回無失点と快投を見せた。
26日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、3年目投手同士の対照的な投球を岩本勉氏が解説した。
まず柳川について「良い経験になったと思う。柳川は支配下登録された時に自分の持ち味は直球で空振りや三振を奪うことだとアピールしていたが、今回は三振も空振りも取れなかった。一軍と二軍の違いを肌で感じれたことを、今後の糧にするしかない」と評価したうえで「これだけ恵まれた投手なので、次の登板に期待したい」と語った。
柳川と同期の畔柳に対しては「全ての投球を力み倒して投げる投手。そういう投手は、周りのコーチや助言をする人が力みをそぎ落としていき、丁度良い味付けの投手になりやすい。初登板の頃から考えると、落ち着きがありつつ、馬力も使える投手になった」と太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』