8回の好機逃した悔しさを晴らす一打に解説陣も驚嘆!
交流戦初勝利を狙う巨人は29日、ソフトバンクとの延長12回の死闘を1x-0のサヨナラ勝利で飾った。序盤から何度も得点の好機を作るも、あと1本が出ずに迎えた延長12回、ソフトバンク守護神・オスナに対して先頭の1番丸佳浩が安打で出塁。2番代打・小林誠司が犠打を決めて一死二塁の場面を作ると、3番吉川尚輝が値千金のサヨナラ二塁打を放った。
吉川は、8回に二死満塁の絶好機で痛恨の遊ゴロに倒れていた。29日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、悔しさを晴らしてチームに交流戦初勝利をもたらした吉川の打席での対応に注目が集まった。
野村弘樹氏は、吉川の12回の打席について「直球に対してコンパクトに振ろうと、バットを短く持っている。ヘッドを上手く返しながら速球を打てた」と分析。「大事な場面でこのスイングができるとは、さすがだなと思った」と高評価を送った。
真中満氏も8回の打席と対比しながら「一回失敗すると、なかなか取り返すのは難しい。しっかりうっぷんを晴らした」と気持ちを切り替えて決めた一打を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』