4試合ぶりの勝利で2勝目をマーク
楽天がDeNAに完勝。昨日の借りを返し、対戦成績を五分に戻した。この日は楽天先発の内星龍の力投が、チームに勝利を呼び込んだ。
敵地・横浜スタジアムで初めての登板となった内は初回、いきなり好調の先頭・蝦名達夫に四球を与えるも、一死後タイラー・オースティンをショートへの併殺打でピンチを脱出。3回には無死1塁で西浦 直亨を、5回一死一・三塁では戸柱恭孝をともに併殺打で切り抜ける粘り強いピッチングを披露。5回を66球、被安打3、与四球1、無失点でリリーフに後を託すと、4人のピッチャーが1イニングずつと小刻みなリレーでDeNAを完封し、4-0で勝利を掴んだ。
4試合ぶりの勝利で2勝目をマークした内に対し、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「前回登板では3回6失点とちょっと失敗してんですけども、そのあと中10日で空けて、今日は5回無失点とうまく調整したなっていう感じなんですけど」と分析すると、解説として出演した野村弘樹氏も「当然、良かったり悪かったりはあると思いますね」と頷いた。
続けて「非常にストレートに力はあるし、 投げるたびに経験しながら成長していくっていう感じに見えるので、当然まだまだ良かった、悪かったはあるかもわからないですけど、やっぱり投げさせていきたいピッチャーですよね。見ていきたいピッチャーだと思いますね」と荒削りながら、そのポテンシャルに熱視線を送っていた。
スケールの大きい高卒4年目右腕。解説陣も注目の若武者のこれからに期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』