○ ブリュワーズ 6 － 4 カブス ●
＜現地時間5月30日　アメリカンファミリー・フィールド＞

　カブスの鈴木誠也外野手（29）が30日（日本時間31日）、敵地でのブリュワーズ戦に代打で途中出場。7回の初打席に一時同点に追いつく5号2ランを放ったが、カブスは接戦を落とし借金生活に入った。

　1－3と2点を追う7回、一死一塁の場面で代打出場。ブリュワーズの3番手左腕・ハドソンと対戦し、1ボール1ストライク後のカットボールを捉えた。左翼後方へ高々と舞い上がった打球は速度102.6マイル（約165キロ）、飛距離388フィート（約118メートル）で左中間フェンスをオーバー。4号ソロを放った15日（同16日）のブレーブス戦以来、12試合ぶりの一発は値千金の同点2ランとなった。

　そのまま右翼の守備につき、9回に巡ってきた第2打席は右飛。この日は2打数1安打2打点の打撃結果で、打率は.258、OPSは.729となった。

　カブスは鈴木の5号2ランで試合を振り出しに戻したものの、直後の7回裏に2番手のライターJr.が勝ち越し点を献上。8回裏にも救援陣が乱れ致命的な2点を失い、2連敗で借金1となった。