3試合連続!9回驚異の粘りに斎藤氏「本当にしぶとい」と驚嘆
14日からここまで引き分けを挟み破竹の9連勝となったロッテは31日、本拠地に阪神を迎えたカード初戦を延長10回・5x-4とサヨナラ勝ちで飾った。3-4とリードを奪われたまま迎えた9回、打線は友杉篤輝の安打とソト・小川龍成の二者連続四球で一死満塁とチャンスを作り、髙部瑛斗の犠飛で同点に追いつく。さらに10回、二死からまたも友杉が安打で出塁すると、和田康士朗の四球と岡の安打で満塁に。この場面で、ここまで5打席全て出塁の小川が四球を選び、押し出しでサヨナラとなった。
ロッテはこの勝利で19年ぶりとなる10連勝。また29日と30日は9回に代打ポランコの同点適時打、そしてこの日は9回に髙部の犠飛で追いつき、3試合連続で9回に同点劇を繰り広げた。
特に6打席全て出塁し勝利に貢献した小川について、大矢明彦氏は「2番先発出場でチャンスメイクの役割を担ったが、思った以上に活躍してくれた。打席でいろいろ考えずに、自分のできることを素直にやれていて、周りもよく見えている」と高評価。谷繫元信氏は友杉の4安打にも触れ、若い選手の活躍を称賛した。