2023年より新設されたリーグ公式表彰
セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が3日に生配信され、番組内で『5月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。広島の小園海斗が月間大賞に輝いた。
『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたリーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セパ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。
今回の公開選考では、5月24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成した巨人・戸郷翔征と、5月の月間打率.375(交流戦は除く)と打ちに打ちまくった広島・小園海斗の争いに注目が集まった中、レジェンドたちの投票は3対3の同数に。最終的には議長を務めた佐々木主浩氏の選定により小園海斗が月間大賞に輝いた。
小園について、議長を務めた佐々木主浩氏は「DeNA戦の決勝ホームランが凄い印象に残っていて、これでDeNAのリリーフ陣はおかしくなりましたからね…」と話すと、広島OBの前田智徳氏は「今は4番を打ってるんですけど、得点圏での打率が示すように、良い場面でランナーを返してくれるバッティング、そこが今年は光ってますよね。チャンスで回ってきたらどんどん初球から行くので、それが良い方に結果が出ている。乗ってくると手が付けられない選手かなと思っています」と現在チームの4番を務めている若き安打製造機を高評価した。
5月度 JERAセ・リーグAWARD
<広島>
小園海斗
[5月成績] 19試合 率.375(72-27) 本1 点13 ※交流戦は除く
・ノミネートプレー
[5/14] ヤクルト戦で先制の適時三塁打を含む2安打2打点
[5/18] 巨人戦で5回に逆転の適時打
[5/24] DeNA戦で8回に同点の適時打、延長10回に決勝ソロ
▼ 5月度・各球団の代表選手
<阪神>
近本光司
<広島>
小園海斗
<DeNA>
東克樹
<巨人>
戸郷翔征
<ヤクルト>
吉村貢司郎
<中日>
細川成也