「なんか1つ乗れないなっていうか…」
阪神が楽天に逆転負け。交流戦1勝5敗で最下位と厳しい戦いが続いている。この日は両軍ともに投手陣が踏ん張り1-1で延長戦に突入。10回に5番手のゲラが二死二塁のピンチを招くと、代打の茂木栄五郎に右中間へタイムリースリーベース、小郷裕哉にもライト線へタイムリーツーベース二塁打を浴びて計2点を献上し、そのまま敗戦を喫した。
4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、12試合連続で4得点以下と貧打にあえぐ阪神打線に注目した。
特に4回、1番・中野拓夢と3番・森下翔太のスリーベースで先制し、なおも一死三塁のチャンスの場面に、MCを務めた高木豊氏は「ここから点が取れないんですよ。ワンアウトからで近本、糸原って続くんですけど、なんか1つ乗れないなっていうか…」と近本光司がショートフライ、糸原健斗もセカンドゴロと一気に逆転できなかったシーンに言及。
解説の斎藤雅樹氏も「ここのところずっとこんな感じが続いてますよね」と同意し「そんなにバカバカ打つチームではないってところで、今は特に大山(悠輔)も今日はスタメンじゃなかったですし、佐藤(輝明)とかもいませんよね。そういう意味ではすごく今苦しい時期なのかなって感じはしますよね」とおもんばかった。
最後に高木豊氏も「なんとか早くベストオーダーと言われるオーダーが組めると違ってくるんでしょうけれどもね。時間がちょっとかかりそうかもしれませんね」と、しばらく攻撃陣は苦しいのではと解説していた。
昨年の勢いが完全に消えている阪神。名将・岡田監督に手立てはあるのだろうか…
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』