○ ヤクルト 7 － 2 西武 ●
＜2回戦・神宮＞

　西武は3連敗で2カード連続の負け越し。借金は今季ワーストタイの「17」となった。

　先発の隅田は5回まで無失点。しかし1点リードの6回、2四球などで二死一、三塁のピンチを招き、5番・サンタナに中堅フェンス直撃の2点適時打を許し逆転された。隅田は続く山田にもこのイニング3つ目となる四球を与え降板。火消しを託された2番手・平井だったが、7番・オスナに左越え3ランを浴び1－5と突き放された。

　3点ビハインドの8回は、ドラフト2位の上田（大阪商業大）がプロ初登板。一死二塁で途中出場の武岡に右越え2ランを浴び、1回2失点デビューとなった。

　打線は4点を追う7回、ヤクルト2番手・木澤の暴投で1点を返し、なおも一死満塁の好機だったが、代打・長谷川は一邪飛、続く1番・滝澤は三ゴロに倒れ反撃は1点止まり。二死満塁だった8回も無得点に終わり、計9残塁と拙攻が目立った。