前田健太が負傷降板
デトロイト・タイガースの前田健太投手(36)が現地時間5日のレンジャーズ戦に先発登板。しかし、僅か2球で負傷降板となった。
前田は初回、先頭打者セミエンへの2球目、外角のスライダーを投じた直後に右脇腹を気にする仕草を見せ、A.J.ヒンチ監督とトレーナー、通訳がマウンドへ。2球の投球練習も行ったが、数分間の会話の後、監督にボールを渡し降板。思わぬ形で今季10戦目のマウンドを終えた。
今季の前田は2勝2敗、防御率6.25という成績。現地時間5月11日からウイルス性疾患により負傷者リストへ入り、同24日の復帰戦では5回無失点の投球で今季2勝目をマーク。しかし、同31日の前回登板では5回途中5失点で敗戦投手となり、中4日でレンジャーズ戦の登板を迎えていた。