阪神・近本光司(C)Kyodo News

◆ 「今は非常事態宣言って言ってもいいぐらい…」

 阪神が西武に快勝。連敗を3で止め、久し振りに甲子園に勝利の六甲おろしがこだました。

 この日は久々に投打がガッチリと噛み合った。ファームでの調整を終え、満を持して先発した伊藤将司は、2回からは3イニング連続で三者凡退に抑える上々の立ち上がり。打線も3回と4回に1点ずつコツコツと加点し、試合を優位に進めた。ピンチは5回、2死1-3塁とこの日初めて得点圏にランナーを進められ、代打の長谷川信哉にレフト前タイムリーで1点差に迫られるも失点はこれだけで切り抜けた。打線も6回、1死満塁から森下翔太の内野ゴロ間に得点すると、続く4番・近本光司が一塁線を抜き2点を追加。

 これで5月19日以来の5得点となり、お立ち台に上った近本は「4番になってから得点圏がほんとに多くなってるんで。1番、2番、3番がすごく打ってくれるんで、 僕が打ってないから負けたんだなっていう責任を感じながらも、楽しく入ってます」と笑顔を見せた。

 殊勲打の近本に関して、7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「自分でも言ってましたけど、4番に入って初めてのタイムリーなんですけどね。なんか早く違う打順に打ちたいなみたいな感じですよね」と解説の大矢明彦氏の問いかけると「タイガースはもう今は非常事態宣言って言ってもいいぐらい、野手も揃わないし、ピッチャーも足りない人がいて」と現状を整理。そのうえで「やっとね ピッチャーでは伊藤が出てましたね。あとは大山が出てきて4番に座って、近本はよくても3番ぐらい。いつまでも近本4番じゃ、やっぱりちょっと厳しいだろうなと思います」とあくまでも代役との認識を示した。

 役者の揃わない猛虎打線の中、この日は結果を出した近本。この先も4番に座るのか、それとも他の打順を与えられるのかも、注目ポイントになってきそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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