岩本氏「活きのいいボールが印象的」ソフトバンク打線相手に5回1失点の好投
DeNAドラフト5位ルーキー・石田裕太郎が9日、ソフトバンク戦でプロ初登板初先発。5回66球・5安打1四球2奪三振1失点の好投で、嬉しい初勝利を手にした。
石田は初回、二死から栗原陵矢と山川穂高に連続安打を打たれ、一・二塁とピンチを背負う。続く近藤健介には四球を与え満塁となるも、柳町達を一ゴロに打ち取り無失点で立ち上がった。その裏には同じ中央大学出身で3学年上の先輩・牧秀悟が満塁弾で石田を力強く援護する。石田は4回に柳町に二塁打を浴び、暴投もあり海野隆司の遊ゴロの間に1点を失うも、5回までソフトバンク打線相手に凡打の山を築き、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
石田の好投は、9日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな話題となった。岩本勉氏は「マウンドでの仕草も(堂々としていて)、今時の投手だなと感じた。活きのいいボールが印象的だった」と高評価。斎藤雅樹氏も「笑顔が良い。愛されキャラで皆に可愛がられる投手になると思うし、やはり投げっぷりが良い」と語った。
坂口智隆氏は、石田が三浦大輔監督の持つ傘に収まり笑顔で写真を撮られていた場面を挙げ「楽しそうだった。これでまた成長して、大人の顔つきになっていくのも見たい」と今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』