●　パドレス　3－9　ダイヤモンドバックス　○
＜現地時間6月9日　ペトコ・パーク＞

　サンディエゴ・パドレスが大敗を喫し、連勝ストップ。4番手として登板した松井裕樹投手（28）は1回無失点に抑えた。

　初回に1点先制を許したパドレスは1回裏、2番フェルナンド・タティスJr.の12号ソロですぐさま同点に追いつくも、直後の2回裏に6番マッカーシーの3号3ランなど大量6失点。2回裏、3回裏と得点を重ね反撃を図るも、4回表に単打4連打を浴びダメ押しの2失点。序盤で試合の主導権を握られ、最終的に15安打、9失点を許して敗戦。同地区ダイヤモンドバックスとの4連戦を2勝2敗の五分で終え、4位ダイヤモンドバックスに1.5ゲーム差、3位ジャイアンツには0.5ゲーム差に迫られている。

　松井は6点ビハインドの9回表にリリーフ登板。この回先頭のグリエルJr.を二飛に打ち取り、6番マッカーシーには13球粘られた末に四球を与えるも、7番スアレス、8番モレノはともに直球勝負で詰まらせ右飛。1回26球を投げて無安打、1四球、無失点という内容で登板を終えた。
　松井はチーム最速で今季30登板に到達。成績は3勝2敗6ホールド、27回1/3を投げて防御率4.61、22奪三振を記録している。