3選手が初受賞
日本野球機構(NPB)は11日、5月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグでは床田寛樹投手(広島)、小園海斗内野手(広島)、パ・リーグでは武内夏暉投手(西武)、栗原陵矢内野手(ソフトバンク)が受賞した。
2021年9月度以来となる2度目の受賞となった床田は、4試合に先発登板し、全試合でクオリティー・スタートを達成する安定した投球で、リーグトップタイの4勝、リーグ3位の防御率0.94をマーク。
プロ6年目で初受賞となった小園は、リーグトップの打率.368、32安打、リーグ2位の15打点を記録し、さらにリーグトップの得点圏打率.440を記録するなど抜群の勝負強さを発揮した。
武内は、5月度4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.63、リーグトップタイの3勝を記録するなど、ルーキーらしからぬ落ち着いた投球で好成績を残した。ルーキーの受賞は、パ・リーグでは2015年8月度の髙橋光成投手以来の快挙となった。
初受賞となった栗原は、リーグトップの打率.373、出塁率.444、長打率.672、リーグトップタイの16打点、9二塁打と打棒が爆発。開幕から調子が上がらず苦しんでいたが、5月で完全復活を果たし、首位を走るチームに更なる勢いを与える活躍を見せた。