高木氏「責任を感じる」本拠地11連勝を決めた強力打線を分析!
交流戦4カードを終え8勝4敗の2位と好調のソフトバンクは11日、ヤクルトとのカード初戦を4-2と白星で飾った。0-2と追いかける展開となった打線は7回、先頭の2番今宮健太が安打で出塁。3番栗原陵矢も安打で続き、無死一・二塁と同点の好機を作る。ここで4番山川穂高が初球をセンターに打ち返し、三塁走者の今宮が生還。さらに近藤健介も初球攻撃で適時打を放ち、同点に追いついた。なおも無死一・二塁で、前の試合まで交流戦打率.415の柳町達が犠打を決め、一死二・三塁と好機拡大。この場面で7番中村晃がセンターへ勝ち越しの適時打を決め、4-2で逆転勝ちを収めた。
4回から6回まで三併殺と抑え込まれてた打線が、7回に一気に爆発。5安打4得点で試合をひっくり返した打者陣に、11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では称賛の声が相次いだ。
坂口智隆氏も「誰がという訳ではなく、選手を見ていたら役割が見えてくる。本当に怖い」と12球団トップの打率.261の強力打線に驚嘆。さらに「打点を挙げてほしい所で、専門の打者に回ってくる。いかに周りが仕事をしっかり意識して出来ているかが大事」と打者陣の役割意識の高さを評価した。
高木氏は7回の攻撃を総括して「本当にいやらしい。責任感がつまった打線による見事な攻撃だった」と絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』