6回12奪三振の快投で4勝目!
オリックスが阪神に快勝。関西ダービーの初戦を制した。この日は何と言ってもオリックスの先発・曽谷龍平の快投が光った。初回は一死からヒットを許すも、その後は2者連続三振で立ち上がると、4回一死から5回まで5者連続三振とエンジン全開。味方打線に先制してもらった直後の6回に3安打で二死満塁のピンチを背負ったが、最後は見逃し三振に斬って取り、ガッツポーズで役目を終えた。その後もオリックス投手陣は阪神にホームを踏ませず快勝。6回100球、安打7、無四死球、奪三振は毎回の12と快投を披露した曽谷に今シーズン4勝目が付いた。
オリックスの快勝劇に、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した坂口智隆氏は「曽谷投手のピッチングにつきますよね」とキッパリ。
続けて「今日は全部良かったんですけども、その中でもこのスプリットですよね。この落ち球がすごかった。カウント球でも、まとめにも使えますし。これを意識させることによって、他の球も活きてくることによって、阪神のバッターがもう迷ってしまうっていう状況。この球種が決まることによって、結果こうなりましたよね」と鋭く落ちるボールが、好投のカギとなったと分析。最後に「今日はもうほんとにエースクラスの内容ですから。もっともっと飛躍してほしいなと思います」とOBとして今後に期待を込めた。
昨年のドラ1左腕の見せた快投は、苦しんでいるパ・リーグ覇者の勢いを取り戻させるキッカケとなっていきそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』