「全然良くなかったですけど、今日(6月7日)練習で色々やってみて、去年からやっているバッティングフォームが一番いいなというか、結局、そこに戻ったかなという感じです」。
「昨日(6月6日)まで色々試しましたけど、やっぱりフォームも徐々に固まってきて結果を残すのもそうですけど、フォームを固めて一軍に向けてアピールしていきたいなと思います」。
ロッテ・藤原恭大は6月7日の試合前練習後の取材でこのように話していたが、右足をあげる昨季までの打撃フォームに戻し、同日の楽天二軍戦から8試合に出場して打率.467(30-14)と打ちまくっている。12日のDeNA二軍戦から4試合連続複数安打で、12日のDeNA二軍戦で4安打、16日のオイシックス戦では先頭打者本塁打を含む3安打の大暴れだ。
6月7日の取材から10日経ち、改めてロッテ浦和球場で行われたオイシックス戦の試合前練習後に、現在の打撃の状態について訊くと、「自分のイメージ通りの結果が出ているので良いと思います」と答え、「結果を出るべくして出ていますし、そこのフォームと結果の違いはないので、非常に良いと思います」と続けた。
15日のオイシックス戦、0-1の初回無死走者なしの第1打席、薮田和樹が投じた初球のツーシームを捉えたライトフェンス直撃の二塁打や、16日の0-0の初回の第1打席、アンダースローの下川隼佑が1ボール1ストライクから投じた3球目のストレートをライトスタンドに放った先頭打者本塁打は非常に良かった。
藤原は昨年秋から“長打”、“ホームラン”にこだわってきた。6月7日の取材では「狙うというよりは良いフォームで打てれば自ずと長打は増えると思うので、ホームランもそうですけど、狙うというよりかは自分のフォームで打てば自ずと結果が出ると思います」と話していた中で、6月7日以降の14安打中、本塁打が1本、二塁打が3本出ている。「狙わずに良いフォームで打てたのでホームランになったのかなと思います」と振り返る。藤原によると現在は狙わなくても長打が打てる感覚だという。
現在はファームだが昇格に向けて、藤原は「一軍に呼ばれたら、今のフォームでしっかり結果を残せるように、まずは二軍でしっかりアピールして呼ばれるように頑張っていきたいなと思います」と意気込んだ。フォームを戻し、当たりが出てきた藤原恭大。いつ一軍から声がかかってもいいように、とにかく今は二軍で打ちまくる。
取材・文=岩下雄太
「昨日(6月6日)まで色々試しましたけど、やっぱりフォームも徐々に固まってきて結果を残すのもそうですけど、フォームを固めて一軍に向けてアピールしていきたいなと思います」。
ロッテ・藤原恭大は6月7日の試合前練習後の取材でこのように話していたが、右足をあげる昨季までの打撃フォームに戻し、同日の楽天二軍戦から8試合に出場して打率.467(30-14)と打ちまくっている。12日のDeNA二軍戦から4試合連続複数安打で、12日のDeNA二軍戦で4安打、16日のオイシックス戦では先頭打者本塁打を含む3安打の大暴れだ。
6月7日の取材から10日経ち、改めてロッテ浦和球場で行われたオイシックス戦の試合前練習後に、現在の打撃の状態について訊くと、「自分のイメージ通りの結果が出ているので良いと思います」と答え、「結果を出るべくして出ていますし、そこのフォームと結果の違いはないので、非常に良いと思います」と続けた。
15日のオイシックス戦、0-1の初回無死走者なしの第1打席、薮田和樹が投じた初球のツーシームを捉えたライトフェンス直撃の二塁打や、16日の0-0の初回の第1打席、アンダースローの下川隼佑が1ボール1ストライクから投じた3球目のストレートをライトスタンドに放った先頭打者本塁打は非常に良かった。
藤原は昨年秋から“長打”、“ホームラン”にこだわってきた。6月7日の取材では「狙うというよりは良いフォームで打てれば自ずと長打は増えると思うので、ホームランもそうですけど、狙うというよりかは自分のフォームで打てば自ずと結果が出ると思います」と話していた中で、6月7日以降の14安打中、本塁打が1本、二塁打が3本出ている。「狙わずに良いフォームで打てたのでホームランになったのかなと思います」と振り返る。藤原によると現在は狙わなくても長打が打てる感覚だという。
現在はファームだが昇格に向けて、藤原は「一軍に呼ばれたら、今のフォームでしっかり結果を残せるように、まずは二軍でしっかりアピールして呼ばれるように頑張っていきたいなと思います」と意気込んだ。フォームを戻し、当たりが出てきた藤原恭大。いつ一軍から声がかかってもいいように、とにかく今は二軍で打ちまくる。
取材・文=岩下雄太