大谷翔平が特大20号ソロ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間18日のロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。20号本塁打を含むマルチ安打を記録した。
ロッキーズ先発は左腕ゴンバー。初回の第1打席はフルカウントから外角低めのスライダーで二ゴロ。5点ビハインドで迎えた3回表、一死三塁での第2打席は初球の内角高めに浮いたナックルカーブに詰まらされ一ゴロ。この間に三塁走者が生還し、打点を記録した。
そして6回表の先頭打者として迎えた第3打席、カウント2-0から内角のスライダーを完璧に捉え、中堅スタンドに飛び込む20号ソロ。今季MLBの最長飛距離となる476フィート(約145メートル)の特大弾を放った。
4点ビハインドの7回表、二死一、二塁の好機で2番手左腕ビークスと対戦。カウント3-1から真ん中高めのフォーシームを振り抜き、右中間へ痛烈なライナーを放つも中堅手ドイルがダイビングキャッチ。相手の好守備に阻まれ中直に終わった。
9回表、ジェーソン・ヘイワードの4号グランドスラムで1点差に追い上げ、大谷の第5打席を迎えたところで守護神ボドニクが登板。カウント1-1から真ん中付近のチェンジアップを逆方向に打ち返し、三遊間に寄っていた三塁手の左を抜ける安打で出塁。その後ドジャースは二死一、二塁とチャンスを拡大すると、テオスカー・ヘルナンデスが18号3ランを放って逆転。最終回に5点差をひっくり返し、勝利を収めた。
この試合の大谷は5打数2安打、1本塁打、2打点という内容で3試合連続のマルチ安打を記録。今季成績は打率.316、20本塁打、OPS.996となり、自身4年連続の20号本塁打に到達。ブレーブスのオズナに並び、ナショナル・リーグ本塁打部門トップタイに浮上した。