●　ロッキーズ　9－11　ドジャース　○
＜現地時間6月18日　クアーズ・フィールド＞

　ロサンゼルス・ドジャースが劇的な逆転勝利で3連勝。テオスカー・ヘルナンデス外野手（31）が18号決勝3ランを放った。

　ドジャースは先発ウォーカー・ビューラーが炎上。3番トーバー、4番マクマーンの連続適時二塁打など初回から4点を失い、2回裏には代打モンテロに4号2ランを被弾。4回裏にも2番ドイルの6号ソロで追加点を許し、4回7失点の投球で降板。その後ドジャースは大谷の20号ソロなどで反撃するも、5点ビハインドの大差がついたまま最終回へ突入した。

　ところが9回表、一死満塁の好機から代打ジェーソン・ヘイワードが4号グランドスラムを放って1点差に。さらに大谷が安打で出塁すると、二死一、二塁とチャンスを拡大し、4番テオスカー・ヘルナンデスが打席入り。守護神ボドニクに対しカウント1-2と追い込まれるも、4球目の際どいハーフスイングがボール判定となると、続く真ん中低めへの球速160キロ超えのフォーシームを弾き返し、右翼スタンドへ18号逆転3ラン。土壇場で5点差をひっくり返した。

　最終回は左腕アレックス・ベシア、守護神エバン・フィリップスの2投手でリードを死守。4番手として2イニングを投げたマイケル・ピーターソンがMLBデビュー戦で初勝利をマーク。逆転勝利を収め、今季最多の貯金17とした。