「今日は何といってもポランコ選手ですね」
ロッテは26日、本拠地での楽天戦に4-1で勝利。「3番・指名打者」でスタメン出場のグレゴリー・ポランコは、8・9号を連発する4打数2安打4打点の活躍だった。
対楽天戦で相性の良さを誇るポランコだったが、迎えたこの日も初回一死・二塁の場面で相手先発の岸孝之が投じたカーブを掬い上げて先制の8号2点本塁打をマーク。
さらに続く3回の第2打席でも、無死一塁から今度は直球を鮮やかに左中間に運び9号2点本塁打を放ち、この日4打点を荒稼ぎした。
この4点を守り切り2週間ぶりに連勝したロッテだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた真中満氏は「今日は何といってもポランコ選手ですね」と今季初の1試合複数本塁打を放ったポランコが話題に。
5月は月間打率.200(60-12)、1本塁打と少し不調でスタメンを外れる日もあったものの、ここに来ての連発に出演した坂口智隆氏も「やっぱりホームランが打てる打者がいて、出ると怖いですよ。打線には大事だと思うので、どんどん調子を上げて欲しい」とさらなる爆発を期待しながら称賛した。
また相手先発の岸孝之にはこれで通算打率.500(20-10)、5本塁打、13打点と無類の相性を発揮しているが、これについて同じく出演した斎藤雅樹氏は「20打数10安打ですよ!ピッチャーからしたらめちゃくちゃ打たれてる感じですよ」とコメントし、岸にも相当な苦手意識を植え付けていると元投手の自身の経験を踏まえて語った。
交流戦後初の本拠地でのカードに連勝したロッテ。新加入のネフタリ・ソトや岡大海などが主な得点源として機能しているものの、やはり昨季本塁打王を獲得したこの男の力は間違いなく必要になってくるはず。昨季は8月に8本塁打を放つなど夏場に絶好調を迎えただけに、ここからの量産に期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』