2024.07.03 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 3 | 終了 | 5 | 東京ヤクルトスワローズ |
横浜 |
悔しい逆転負けに…
初回から牧秀悟の好守でピンチを脱し、さらにはバットでも先制の3ランとキャプテンらしい仕事で流れを掴んでスタート。このまま押し切りたいゲームだったが、昨夜のように凌ぎ切ることができず、悔しい逆転負けとなった。
リズムの悪い濱口遥大と立ち直った山野太一。両先発の対照的なピッチングもあり、じわりじわりとペースはヤクルトに。必死の継投で逃げ切りを図ったが、連投続きで疲弊気味のブルペン陣が7回に追いつかれると、9回には抑えの切り札・森原康平がドミンゴ・サンタナに決勝タイムリー二塁打を許し万事休す。カード勝ち越しは決められなかった。
試合後三浦監督は濱口遥大について「もう見た通りよくはなかったですね」とバッサリ。「もちろん長い回を投げてもらいたいっていうのはありますけども、あそこまでかなと。球数も100を超えましたし、内容的にもなんとか凌いで凌いでの投球だったんでね、そこまでかなと判断しました」と4回で降板の理由を説明した。
その後の中継ぎ陣には「みんな連日準備して、今日も連投の投手も多かったですし。連投じゃなくてもね、ブルペンで準備してくれてますから」と称え、敗戦投手となってしまった森原にも「もちろんずっと抑えるわけじゃないですしね。あそこは勝負しに行った中でのまっすぐかな。次また頑張ってもらいます」と責めることはなかった。
また打線に関しては「立ち上がり形で先制した中で、2回以降、いい当たりがちょっと正面ついたりとかする場面も多かったですけど…立ち直らせてしまったかなっていうとこですね」とアンラッキーもありながらも、結果攻め倦んだことを悔やんでいた。
交流戦最後の2カードから、まだ負け越しのないベイスターズ。着実に上位を狙うには、あすのゲームを落とすわけにはいかない。
取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘