大谷翔平が30歳初アーチ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間6日のブリュワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第5打席で28号本塁打を放った。
ブリュワーズ先発は昨季12勝を挙げた右腕ペラルタ。1点先制を許して迎えた初回の第1打席は、フルカウントから外角のフォーシームを見送り四球で出塁。続くウィル・スミスが右越えの15号2ランを放ち、すぐさま逆転に成功した。
2点リードの2回裏、二死走者無しでの第2打席は、カウント1-2からのスライダーが左足つま先を掠め死球出塁。続くスミスへの2球目で二塁を陥れ、今季18個目の盗塁に成功した。
1点リードの4回裏、一死一、二塁の好機で迎えた第3打席はフルカウントから内角低めのフォーシームを右翼線に引っ張るも、わずかにファウル。続く7球目、外角へのフォーシームを見送り四球。満塁のチャンスを作ったが、後続倒れ無得点に終わった。
6回裏の第4打席は2番手右腕ウィルソンと対戦。カウント1-2から内角のカットボールを振り抜き、右中間フェンス直撃の三塁打。続くスミスの飛球は左翼手イエリッチの好守備に阻まれ、この回も追加点を挙げることはできなかった。
そして8回裏の第5打席。3番手左腕ハドソンに対し、カウント0-1から内角低めのカットボールを完璧に捉え、打った瞬間確信の28号ソロ。4試合ぶりの一発を放ち、リードを2点に拡大。MLB通算200本塁打に王手をかけた。