広島・島内颯太郎 (C)Kyodo News

◆ 4連敗で首位陥落…7月は1勝6敗と苦戦

 広島は巨人との接戦を3-5で落とし首位陥落。6月29日の時点で今季最大9つあった貯金は3となった。

 先発の森下暢仁は1点リードの4回、巨人の4番・岡本和真に逆転の3ラン被弾。これでマツダスタジアムでの連続無失点イニングは「39」でストップした。それでも、5回以降は再び無失点。7回6安打3失点の力投で先発の役割は果たした。

 打線は1点ビハインドで迎えた7回裏、二死三塁で代打・上本崇司が右前適時打を放ち同点。コツコツと反撃し試合を振り出しに戻した。

 しかし直後の8回表、2番手の島内颯太郎が一死から連打を浴び二、三塁のピンチを招くと、岡本に2球目のストレートを右翼後方へ打ち上げられ、これが決勝の犠牲フライ。島内は続く門脇誠にも右前適時打を浴び、計2失点で今季6敗目(6勝)を喫した。

 9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、決勝点を奪われた島内の投球内容にフォーカス。解説者として出演した笘篠賢治氏は「1アウト二、三塁で岡本。今日はホームランも打って、前の打席(6回の第3打席)も低めの際どいボールを見極めてフォアボールで出塁。状態が非常に良い中で、なぜまともに勝負に行ったのか。勝負に行くにしてもボールゾーンですよ」と広島バッテリーの攻め方に苦言を呈した。

 島内が投じた初球と2球目は、いずれも155キロの直球でコースは2球とも外角のストライクゾーン内。笘篠氏は「2ボールになったら歩かせてもいいくらいのつもりでいいのに、まともに勝負に行って、狙った通りに犠牲フライを打たれて、勝ち越されて、負けました…。ちょっと私も『これはどうだったのかな?』と思いましたね。一塁が空いていたし、そこまで無理して勝負に行かなくてもよかった」と、攻撃陣が追いついた直後にあっさりと決勝点を奪われたバッテリーの配球を残念がった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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