3回に先制の適時二塁打を放つカブスの鈴木誠也

● オリオールズ 0 - 8 カブス ○
<現地時間7月11日 オリオール・パーク>

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・右翼」でフル出場。先制打含む3本の長打で3打点をマークし、チームを4連勝に導いた。

 かつてヤクルトでプレーしたオリオールズの先発右腕・スアレスと対戦。初回の第1打席は右邪飛に倒れたものの、二死一塁で迎えた3回の第2打席は2球目のチェンジアップを捉え、左翼線突破の適時二塁打で3試合連続打点をマークした。

 3-0で迎えた5回の第3打席は一死二塁でスアレスと3度目の対戦。1ボール2ストライク後のカーブを弾き返した打球は、左中間を破る適時二塁打となった。

 5点リードで迎えた7回の第3打席は2番手左腕のアービンと対戦。1ボール後のシンカーを捉えた打球は、初速106.6マイル(約172キロ)で中堅フェンスを直撃する飛距離401フィート(約122メートル)の適時三塁打となった。

 すべて長打で先制、中押し、ダメ押し点を叩き出し、今季4度目の猛打賞をマーク。5打数3安打3打点の大活躍で打率は.264、OPSは.808にアップした。

 カブスは13安打8得点と効率よく加点し、先発のスティールは7回3安打無失点の快投で2勝目(3敗)。3試合連続の快勝でア・リーグ東地区首位のオリオールズをスイープし、4連勝で今季通算成績は45勝49敗となった。

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