7回3失点でプロ初黒星喫すが谷繁氏「しっかりゲームを作った」と高評価
5連敗中の西武は12日、楽天とのカード初戦を2-3で落とした。西武先発は、デビューから5連勝の武内夏暉。5回まで楽天打線を1安打に抑え込むが、6回に連打と犠打で一死二・三塁のピンチを背負う。ここで小郷裕哉に適時打を放たれ先制を許すと、中島大輔の二ゴロの間にさらに1点を失った。7回表に味方が同点に追いつくも、7回裏に先頭・浅村栄斗に勝ち越しの本塁打を浴び、7回6安打3奪三振無四球3失点でプロ初黒星を喫した。
デビューからの連勝は「5」でストップとなったが、12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では武内のルーキーらしからぬ堂々とした投球に称賛の嵐となった。
谷繫元信氏は「この日も7回までしっかりゲームを作った」と評価すると、館山昌平氏も武内の投球内容について「まず直球が強い。チェンジアップの落としどころとスライダーの曲げどころ、内角の使いどころと本当に文句がない」と絶賛。「今回負けてしまい5連勝がストップしたが、また来週から連勝が始まるのではないかという期待がもてる投手」とさらなる活躍に太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』