連敗中のチームを救う好投!「育成の星になってほしい、皆の目標になる」
8連敗中の西武は15日、オリックスと対戦し3-0と勝利を収めた。西武先発は、6月に支配下登録となった育成出身・菅井信也。5回一死まで走者を許さない完璧な投球を続け、紅林弘太郎に二塁打を浴びるも、後続を打ち取りピンチを脱した。菅井は7回3安打7奪三振無四球無失点の好投で、プロ初勝利を手にした。
15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』の解説・平松政次氏は、菅井の投球内容に対し「そんなに速い球を投げているわけではないが、変化球を交えて緩急を使い、味のある投球をしていた」と称賛。「力むことなく球を低めに集めて、自分の投球を十分発揮すれば、こういう形で勝てると思う」と太鼓判を押した。
笘篠賢治氏は菅井について「タイプ的には、元巨人の内海哲也氏。チェンジアップが似ている。このチェンジアップがあるから、直球がスピードガン以上に速く見える」と高評価。「育成の星になってほしい、皆の目標になる」とさらなる活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』