大谷翔平が日米通算250号達成
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間25日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第5打席で本塁打を放ち、日米通算250本塁打を達成した。
ジャイアンツ先発はエース右腕ウェブ。初回の第1打席はカウント3-1から内角のシンカーを見送り四球。無死から出塁したが、後続が凡退し無失点に終わった。
1点を先制した2回裏、なおも二死一、三塁という好機で迎えた第2打席はカウント0-1から外角いっぱいのシンカーで鋭いピッチャー返しを放つも、投手ウェブが好反応。投ゴロで凡退した。
再び1点リードで迎えた4回裏、二死一塁への第3打席はカウント1-0から内角高めのシンカーを弾き返し、三遊間を突破。打球が左中間を転がる間に、俊足を生かして二塁に到達。二塁打で二、三塁とチャンスを広げたが、追加点には繋がらなかった。
2点リードの6回裏、無死一塁での第4打席は2番手右腕ジェレと対戦。カウント2-2から真ん中高めのカットボールを打ち上げ、中飛に倒れた。
8回裏の第5打席は、4番手のアンダースロー右腕ロジャーズと対戦。ニック・アーメッドが移籍後1号を放った直後の初球スライダーを振り抜き、右翼ポール際に飛び込む31号ソロ。4試合ぶりの一発で日米通算250号を達成。この回2点のリードを奪った。
この試合の大谷は4打数2安打、1本塁打、1打点、1四球という内容。2試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季成績は打率.312、31本塁打、OPS1.034に上昇。打率部門リーグトップに浮上し、本塁打部門では2位との差を3本に拡大している。