「使い所がすごく大事になってくる」昨季から楽天打線を被安打4と抑え込める要因とは
5連敗で前半戦折り返しとなったロッテは26日、楽天とのカード初戦を6-1で快勝し、後半戦好スタートを切った。先発・西野勇士は5回1失点で8勝目。その後は坂本光士郎、横山陸人、岩下大輝、国吉佑樹と無失点リレーで繋いだ。
26日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、昨季から楽天戦で9試合連続無失点の好投を続ける坂本光士郎に注目。この日も楽天打線を1回11球無安打2奪三振と抑えた左腕に対し、解説陣からも称賛の声が上がった。
解説の大矢明彦氏は「6回の楽天打線は中島大輔・辰己涼介と左打者が2人続いてくる所だったが、左打者を寄せ付けなかった」と分析。坂本と楽天打線の相性の良さについては「今は先発投手が予告で分かる。右投手に対して左打者をずらっと並べたりすると、左投手の使い所がすごく大事になってくる」と語り、この日の坂本の投球も「後の投手に繋いでいく所で相手の攻撃を切ったので、良かった」と評価した。
平松政次氏が「坂本は全力投球なので、左打者にも威圧感がある」と魅力を語ると、谷繫元信氏も「夏場になっても必要な投手」と坂本のさらなる活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』