マイナーでも制球力改善の兆しなく…
メッツは26日(日本時間27日)、藤浪晋太郎投手(30)をメジャー選手登録の40人枠から外したと発表した。
藤浪は昨年、阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックス入り。その後、オリオールズへ移籍し、渡米1年目はメジャーで64試合に登板し7勝8敗2セーブ、防御率7.18の結果を残した。
今季は年俸335万ドル(約5億円)プラス出来高でメッツと1年契約。しかし、スプリングトレーニングで防御率12.27とアピールできず、マイナーで開幕を迎えた。
マイナーでは18試合に登板し1勝2敗、防御率8.27。16回1/3で25四球を与えるなど、今季も課題の制球面で苦しんでいた。
メッツではメジャー登板を果たせぬまま、事実上の戦力外「DFA」。今後は原則ウエーバーにかけられ、移籍先がなければマイナー契約を結ぶか自由契約となる。