パドレスがアダムをトレード獲得
現地時間28日、サンディエゴ・パドレスがタンパベイ・レイズとのトレード成立を発表。ジェイソン・アダム投手(32)を獲得した。
アダムは2018年にロイヤルズでMLBデビューを果たし、その後数球団を渡り歩いて2022年からレイズに移籍。同年にはキャリアハイとなる67試合に登板し、22ホールド8セーブ、防御率1.56をマーク。翌2023年にはアメリカ合衆国代表としてWBCに出場。日本との決勝戦にも登板し、1回無失点を記録した。
7年目の今季はチーム最多の47試合に登板して4勝2敗、19ホールド4セーブ、防御率2.49という成績。現地時間26日の前回登板では、三者連続三振で1回無失点に抑えた。
ナショナル・リーグ西地区2位のパドレスは現在プレーオフ出場圏内に位置し、地区首位ドジャースまで5.5ゲーム差。ポストシーズン進出を見据え、リーグワースト4位の防御率4.19を記録しているリリーフ陣の補強に動いた。
パドレスは、FAとなる2026年シーズン終了時までアダムを保有することが可能。対価として2022年の球団ドラフト1位指名のディラン・レスコ投手、球団8位有望株のホーマー・ブッシュJr.外野手、同12位のJ.D.ゴンザレス捕手の3選手をレイズへ放出した。