相手の虚をつく一打に「警戒されていても、彼は普段からやってくる」
ロッテは30日、西武とのカード初戦を7x-6とサヨナラ勝利で飾った。同点で迎えた9回、一死からソトが安打で出塁。佐藤都志也が敬遠され一死一・二塁となり、中村奨吾が遊ゴロに倒れるも、髙部瑛斗が四球を選び二死満塁に。この場面で小川龍成が初球でセーフティースクイズを決め、サヨナラ打となった。
劇的勝利で、西武に対して今季12連勝となったロッテ。30日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、相手の虚をついた小川のサヨナラセーフティーに注目が集まった。
高木豊氏が「周りがよく見えていた。素晴らしいアイディア」と語ると、笘篠賢治氏も「警戒されていても、彼は普段からやってくる。しかも相手がアブレイユで、投げ終わった後左方向に流れていくのも頭に入れていたのだろう」と称賛した。
さらに高木氏が「マウンドにいる投手は想像つかなかったのか」と投げかけると、齊藤明雄氏は「二死満塁だから全く考えない。まずストライクゾーンにという気持ちで投げたら、完全に高めでセーフティスクイズがやりやすい所にいったというのが投手心理だと思う」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』