ブルージェイズでは今季チームトップの22先発
今夏のトレードでブルージェイズからアストロズへ移籍した菊池雄星投手(33)が7月31日(日本時間8月1日)、本拠地のヒューストンで入団会見を行った。
ブルージェイズでは7月までにチームトップの22試合に先発し、4勝9敗、防御率4.75の成績を残した菊池。今回の移籍について「優勝を狙えるチーム。過去10年間でMLBで最も勝っているチームにトレードが決まってすごく興奮しました」と心境を語った。
アストロズはア・リーグ西地区4連覇と2年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙う強豪。「バーランダーやたくさんの先発陣、リリーバーも含めタレント揃いですから、いろんな経験とかを聞きたいと思っています。同時にたくさん対戦してきたチームなので、自分のことをどう見ていたかというところも話し合いながら、『より良くなるために』というところは常にやっていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。
背番号はブルージェイズ時代と同じ『16』に決まり、新天地デビューは2日(同3日)の本拠地・レイズ戦の予定。「マリナーズ時代からここ(ミニッツメイド・パーク)ではよく投げてましたし、そのときは打たれた記憶もたくさんある。ただ、たくさんのファンが応援していて雰囲気も素晴らしいですから、今度は自分のチームとなって、そのファンの前で良いピッチングをすることが楽しみです」と意気込んだ。