今永昇太は9勝目ならず
シカゴ・カブスの今永昇太投手(30)が現地時間1日のカージナルス戦に先発登板。7回途中10安打、4失点という投球だった。
今永は初回、先頭打者ウィンを空振り三振に仕留め、2番コントレラスは初球で中飛。順調に二死を奪うも、3番ゴールドシュミットに17号先制ソロを被弾。2回表は一死一塁から7番ヌートバーに中前安打を許してピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。
打線が同点に追いついた直後の3回表には、二死から3番ゴールドシュミット、4番アレナドに連打を浴びるも無失点。4回表をこの試合唯一の三者凡退で終え、5回表、6回表と再び走者を背負ったが、勝ち越しは許さず試合を作った。
そして同点で迎えた6回裏、鈴木誠也が16号ソロを放って1点を勝ち越し。援護を受けた今永だったが、一死一塁から1番ウィンに8号逆転2ランを被弾。さらに二死から3番ゴールドシュミットに二塁打を浴びたところで降板。2番手ホルヘ・ロペスが適時打を許し、今永に4失点目が記録された。
この試合の今永は6回2/3、91球を投げて10安打、7奪三振、4失点という投球。後半戦開幕から3試合で勝ち星から遠ざかっている。