元外野手フィリップスが投手転向
現地時間7月30日、ニューヨーク・ヤンキースはブレット・フィリップス外野手(30)と“投手として”マイナー契約。8月1日から傘下1Aタンパ・ターポンズに所属となった。
フィリップスは2017年にブリュワーズでデビューを果たし、昨季はエンゼルスで40試合に出場。通算では395試合で打率.187、31本塁打、39盗塁、OPS.619という成績。守備走塁に長けた外野手として5球団でプレーした。今季はホワイトソックス3Aシャーロットで17試合に出場し、打率.120と低迷。MLBでの出場は無く、5月4日に放出された。
投手経験としては、大量点差が付いた際の野手登板でMLB通算5試合にリリーフ登板。昨季は1試合に投げ、打者3人との対戦で0回1/3を無失点とし、防御率0.00でシーズンを終えた。
『タンパベイ・タイムズ』のマーク・トプキン記者によると、フィリップスはフォーシームに加えてカーブ、スプリットチェンジを駆使。米セミプロ『NBCワールドシリーズ』の試合では最速97マイル(約156キロ)を記録し、1回を三者三振に抑えたと伝えている。