2024.08.03 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 4 | 終了 | 1 | 中日ドラゴンズ |
マツダスタジアム |
打率は.303まで上昇
広島が中日に快勝。連勝を5に伸ばし、首位の座をガッチリとキープした。この日は何と言っても森下暢仁の活躍が光った。
今季15回目の先発となった森下は、4回までで3回先頭にヒットを許す苦しい内容だったが、矢野雅哉と菊池涼介の二遊間コンビの鉄壁の守備にも助けられ中日を最少失点に抑える力投を披露。すると5回、ここまで得点できなかった中日先発の大野雄大から、坂倉将吾、菊池涼介、矢野雅哉の3連打で追いつき、なお無死二三塁で打席に入った森下はここまで.290とピッチャーらしからぬ自慢の打棒を発揮。高めのストレートを叩きつけると、ボールは前進守備の二遊間を破る勝ち越しの2点タイムリーとなり、“自援護"に成功した。森下は8回まで1失点で投げ抜き、4−1で勝利投手となった。
投打二刀流の活躍を見せた森下に関して、2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた田尾安志氏は「素晴らしいですね。これは楽しいと思いますよ」と絶賛。さらにこの日のヒットで打率を.303まで上げたことで「やっぱり打撃には、もう自分で自信持ってるような感じがしますね」とバッティングセンスを認めていた。
もう一人の解説者の五十嵐亮太氏は「この日は多分すごい暑かったと思うんですよ。他の選手の汗のかき方を見ていても。でも森下選手の汗、すげえ爽やかだなと」とルックスも交えてそう見えたと笑いながら「そんな汗かいてるように見えなかったですし、ピッチャーは汗をかきすぎるとね、ほんとこういった時期は攣りやすいので、色々対策を取っていると思うんです」と見えないところでコンディションを整えて、結果に繋げているのではと推測した。
投げては8勝、打っては3割。広島の二刀流は、これからも爽やかにチームに貢献していってくれそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』