2023年より新設されたリーグ公式表彰
セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が5日に配信され、番組内で『6・7月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。中日の髙橋宏斗が月間大賞に輝いた。
『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたリーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。
公開選考会では、各選手の活躍ぶりを振り返ったうえで、出演したレジェンドが月間大賞にふさわしいと思う選手1名に投票。6・7月度の公開選考会でも白熱した議論が繰り広げられ、その結果6名の投票で5票を獲得した髙橋宏斗が、1票の矢野雅哉を押さえ月間大賞に選ばれた。
髙橋は7月に登板した4試合で32イニングを投げて自責点0。160キロ近い速球に、キレのいいスプリットやスライダーを駆使して打者を完璧に封じ、まさに“無双状態”が続いている。
番組でMCを務めた川上憲伸氏も「どんどん調子が上がってきてるんですよ」と話し、「ストレートの球速は(以前と)変わらないんですけど、球威だったりストレートで抑える場面が増えてきてるのでかなり充実している。セ・リーグではナンバー1じゃないかなというピッチャーですよね」と異次元の投球を続ける右腕を高評価。
番組に出演した宮本慎也氏は「もう圧巻の成績じゃないですか。凄い心情的には(矢野)も挙げたかったんですけど、山本由伸がメジャーに行った今、日本ナンバー1のピッチャーだと思います。成績ももう文句なしですよ」とこちらも“無双状態”の背番号19を大絶賛した。
6・7月度 JERAセ・リーグAWARD
<中日>
髙橋宏斗
[6・7月成績] 6登板 5勝1敗 防御率0.40 ※交流戦は除く
・ノミネートプレー
[6/21] 先発として7回無失点の好投で4勝目
[7/5] 先発として99球4安打で完封勝利
[7/12] 8回3安打11奪三振無失点の快投
[7/19] 8回を投げて4安打12奪三振無失点の好投
[7/30] 先発で7回3安打無失点で勝利投手
▼ 6・7月度・各球団の代表選手
<阪神>
森下翔太
<広島>
矢野雅哉
<DeNA>
東克樹
<巨人>
岡本和真
<ヤクルト>
J.オスナ
<中日>
髙橋宏斗