大谷翔平がダメ押し34号ソロ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間5日のフィリーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。第4打席で34号本塁打を放った。
フィリーズ先発は今季11勝を挙げている右腕ノラ。初回の第1打席はカウント2-1から内角のフォーシームを打ち上げ、三邪飛に倒れた。
2点を追う3回裏、アンディ・パヘスの適時二塁打で1点を返し、なおも無死一、三塁という状況で第2打席を迎えると、真ん中付近の初球フォーシームをフルスイング。高く上がった打球はあと一伸び足りず右翼フェンス前への右飛となるも、犠飛で同点の走者が生還。続くテオスカー・ヘルナンデスが24号2ランを放ち、逆転に成功した。
5回裏の第3打席はカウント3-0から真ん中低めのフォーシームを引っ張り、右翼線への二塁打。3番フレディ・フリーマンへの5球目で三盗に成功し、今季32個目の盗塁を記録した。
そして1点リードで迎えた8回裏、先頭打者として迎えた第4打席は2番手左腕バンクスと対戦。カウント1-0から真ん中付近に甘く入ったチェンジアップを振り抜き、左中間スタンドへ。3試合ぶりの34号ソロで貴重な追加点を挙げた。
この試合の大谷は3打数2安打、1本塁打、2打点、1盗塁の活躍を収め、今季成績は打率.309、34本塁打、OPS1.028に上昇。対フィリーズでは初となる本塁打を放ち、カージナルスを残して29球団を制覇。ナショナル・リーグ本塁打部門2位のオズナ(ブレーブス)との差を2本差に広げた。