佐野は2度目、有原は4度目の受賞に
日本野球機構(NPB)は8日、7月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグでは髙橋宏斗投手(中日)と佐野恵太外野手(DeNA)が、パ・リーグでは有原航平投手(ソフトバンク)と髙部瑛斗外野手(ロッテ)が受賞した。
入団4年目で初受賞となった髙橋宏斗は、7月は32回を投げ圧巻の防御率0.00と抜群の成績。7月5日の広島戦では99球で完封勝利とマダックスを達成と圧巻の投球を見せた。
佐野は2020年8月度以来となる2度目の受賞に。7月はリーグトップの打率.379、33安打、9二塁打を記録し、さらには5試合連続を含む13度のマルチ安打をマークした。DeNAからは6月度のオースティンに続き、2カ月連続の受賞となった。
有原は7月度4試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝。登板した全ての試合で7回以上投げ、自責点3以下に抑えるクオリティ・スタートを記録。2019年3・4月度以来4度目の受賞となった。
プロ5年目で初の受賞となった髙部は7月度21試合に出場し、リーグトップの打率.405、出塁率.457、リーグトップタイの30安打をマーク。またリーグトップの14得点、得点圏打率.571を記録するなど、チャンスメーカーとポイントゲッターの2つの役割を担い、存在感を示した。