日本ハム・新庄監督 (C) Kyodo News

◆ 8回だけで3投手を投入、光った生田目の火消し

 日本ハムは西武に8-7で勝利し今季4度目の5連勝。貯金は今季最多を更新する「10」となった。

 日本ハム打線は1-3と2点を追う4回、7番のフランミル・レイエスが9号2ランをバックスクリーンへ運び同点。5回は1番・松本剛の自己新記録となる14試合連続安打を口火に無死一、三塁の好機を作り、3番・郡司裕也の遊ゴロの間に逆転となる4点目を奪った。

 なおも一死二塁の好機で4番・清宮幸太郎が、右中間席に飛び込む8号2ランを放ち6-3。清宮のこの一発は球団通算8500本塁打目のメモリアル弾となった。清宮は続く6回にも右前2点適時打を放ち計4打点。打線は8回までに計15安打8得点を記録した。

 先発の伊藤大海は6回まで3失点。5点リードの7回は西武の1番・源田壮亮に右越え2ランを浴び7回7安打5失点で降板した。3点リードの8回はパトリック・マーフィーが2番手として登板したものの、三塁・郡司裕也の失策もあり一死一、二塁のピンチを招き降板。3番手の河野竜生は押し出し含む2連続四球を与えてしまい、一死も奪ぬままマウンドを降りた。2点差に迫られ、なおも一死満塁の大ピンチで、新庄剛志監督はこのイニング3投手目となる生田目翼を投入。生田目は内野ゴロの間に三塁走者の生還を許したものの、同点の一打は許さない見事な火消しを披露した。

 1点リードの9回は育成出身の3年目・柳川大晟がパーフェクト救援で締め3登板連続でセーブをマーク。7回5失点の伊藤は、打線の援護に恵まれ9勝目(3敗)を手にした。

 11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、西武先発・武内夏暉を攻略した打線を評価しつつ、最後は1点差にまで詰め寄られた投手陣について厳しい指摘。解説者として出演した高木豊氏は「日本ハムで一番心配なのはエラー。エラーが失点に絡んでくる。中継ぎが弱い分だけ、守りをしっかりしてほしいと思う」と、勝負の終盤戦へ向け野手を含めたディフェンス面の強化を求めた。

 高木氏はさらに「今日は勝ったからよかったものの、こういう形で逆転されると怖い」と続けると、この意見に番組MCを務めた坂口智隆氏も「勝っている間になんとか修正してほしいと思いますね」と同調した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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