2024.08.14 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 4 | 終了 | 3 | 横浜DeNAベイスターズ |
マツダスタジアム |
「中継ぎが1枚入ることによってだいぶ心強い」
DeNAは2点リードで9回を迎えるも、抑えの森原康平が逆転サヨナラ3ランを浴び3-4で敗戦。これで広島戦は6勝13敗となり、今季の負け越しが決定した。
DeNA打線は初回に5番・牧秀悟の左前適時打で幸先よく先制。1-1の同点に追いつかれたあとの4回は、8番・林琢真の右翼線適時二塁打で2-1と勝ち越したあと、投手の9番アンドレ・ジャクソンも来日初打点となる左前適時打で続き3-1とリードを広げた。
ジャクソンは投げても6回4安打1失点(自責点0)と好投し、今季6勝目の権利を持って降板。中継ぎ陣は7回から山﨑康晃、伊勢大夢、ジェイビー・ウェンデルケンと小刻みな継投でゼロを重ね、3-1と2点リードで9回裏を迎えた。
しかし、守護神の森原は先頭の4番・小園海斗に三塁線突破の二塁打を許し、続く坂倉将吾には四球。無死一、二塁で6番の中村奨成は左飛に仕留めたものの、続く菊池涼介にサヨナラとなる逆転3ランを左翼席へ運ばれ5敗目(2勝20セーブ)を喫した。
DeNAにとってはショックの大きい敗戦となったが、14日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』のMCを務めた真中満氏は、明るい材料として約2ヵ月半ぶりの一軍登板となった伊勢大夢の投球にフォーカス。「中継ぎ陣が苦しい中で、伊勢が久しぶりに戻ってきたのは朗報かなと思う。これからの終盤も試合がいっぱい続くので、中継ぎが1枚入ることによってだいぶ心強いと思う」と、監督経験者としての私見を述べた。
2022年は71試合登板で防御率1.72をマークするなど、“伊勢大明神”の異名を持つセットアッパー。解説者として出演した大矢明彦氏も「ピッチャーが苦しいので終盤に抑えてくれる人が出てくると、ある程度ゲームの形ができると思う。そういう意味で伊勢の復帰は大きい」と、5年目リリーバーの巻き返しに期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』