○　タイガース　2－1　マリナーズ　●
＜現地時間8月15日　コメリカ・パーク＞

　デトロイト・タイガースが西地区2位マリナーズをスイープ。前田健太投手（36）はリリーフ転向後の最長となる5回2/3を1安打、無失点に抑えた。

　1点ビハインドの2回表、オープナー起用のアレックス・ファエードに代わって前田が登板。先頭打者ムーアから空振り三振を奪うと、9番ロハスを遊飛に打ち取り、1番ロブレスから再び空振り三振。続く3回表も三者凡退に抑える好調な滑り出しとなった。

　4回表、死球と暴投で二死二塁で得点圏に走者を背負ったが無失点。続く5回表には一死一、三塁とピンチを背負いながらも追加点は許さず、6回表を連続三振含む三者凡退。7回表にも続投し、二死二塁としたところでマウンドを降りた。

　タイガースは1点ビハインドで迎えた8回裏、二死三塁からハビエル・バエスがマリナーズ守護神ムニョスから値千金の6号2ランを放って逆転勝利。本拠地デトロイトでは今季初となるスイープを収め、4連勝としている。

　この試合の前田は5回2/3、84球を投げて1安打、3四死球、5奪三振、無失点の好投。今季成績は2勝5敗、防御率6.18となっている。