斎藤氏「守りやすくするというのも一つの采配」勝負に出た7回裏を分析
日本ハムは16日、オリックスとのカード初戦を1-5で落とした。同点で迎えた7回裏、日本ハムは3番手・河野竜生が登板。一死から連打を浴び二・三塁となった所で、若月健矢を申告敬遠で歩かせる。満塁策をとり大里昂生との勝負を選ぶも、痛恨の勝ち越し適時打を放たれた。さらに二死満塁で4番手・山本拓実が登板するも、廣岡大志に2点適時打を浴びた。
16日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、この"新庄采配"に注目。谷繫元信氏が「新庄監督でいうと、攻撃的な采配だと思う。満塁にして守りやすいとかいろいろあり、裏目には出ているが勝負に行った手だからしょうがない」と語ると、斎藤雅樹氏は「右打者の若月と勝負したらスクイズなどあったと思うし、満塁で大里と河野の左同士の対戦で併殺を狙い、フォースプレーで守りやすくするというのも一つの采配」と分析した。
左投手のスクイズ対策について問われた谷繁氏は「左投手は走者を背にしているので動きは見えないが、多少は感じると思う。あとは捕手と打ち合わせをしていて、捕手には走者が見ているので走ってきたら外すなど、常にコミュニケーションはとっているのでそれは大丈夫だと思う」と解説した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』