2024.08.17 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 6 | 終了 | 3 | 広島東洋カープ |
神宮 |
「我慢して投げれるピッチャーなので…」
広島がヤクルトに3-6で完敗。実に8カードぶりの初戦黒星を喫し、この日勝った2位の巨人に0ゲーム差まで迫られた。
広島・大瀬良大地、ヤクルト・高橋奎二の投げ合いの末、5回を終わって1-1と緊迫したゲームは、6回裏に一気に試合が動いた。大瀬良は1死から長岡秀樹とドミンゴ・サンタナの連打に村上宗隆の四球で満塁のピンチを迎える。ここでホセ・オスナに三塁線を破られ2者をホームに返されると、松本直樹と岩田幸宏にもタイムリーを許し一挙5点を奪われまさかのKO。この回の失点が大きく響き、末包昇大の2発虚しく敗戦を喫した。
これで約2ヶ月間勝ち星から遠ざかっている大瀬良に対し、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した笘篠賢治氏は「今日はスワローズ打線が今、イケイケ状態でね、状態が上がってきてるだけに捉えられましたけれども、防御率見てもらったらわかる通り、そんなに悪くないんですよ」とこの日6失点してもなお1.37の防御率を理由を挙げて援護。
さらに「我慢して我慢して、我慢して投げれるピッチャーなので、 勝てなくてもね、とにかくしっかりとゲームを作って、後ろのピッチャーにバトンタッチをするという役割ができると思います」と次回への立て直しに期待した。
しっかりとゲームメイクする能力に長けている大瀬良。勝ち星からは遠ざかっていても、チームにとって貴重なことは確かだと笘篠氏は力説していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』