日本人選手初の"30球団制覇弾"
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間17日のカージナルス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で38号本塁打を放った。
カージナルス先発はWBCイタリア代表右腕パランテ。初回の第1打席は8球粘って四球を選び、2番ムーキー・ベッツへの4球目で今季36個目の盗塁に成功。さらにベッツの左飛で三塁へ進み、3番フレディ・フリーマンの中前適時打で先制のホームを踏んだ。
3回表の第2打席はカウント0-2からワンバウンドのナックルカーブに空振り三振を喫すも、投球がバックネット裏へ大きく逸れる間に振り逃げで出塁。3番フリーマンへの2球目で二塁を陥れ、今季37個目の盗塁に成功した。
そして2点ビハインドで迎えた5回表の第3打席。カウント1-1から真ん中付近に甘く入ったナックルカーブを振り抜き、右越えの38号ソロ。打球速度111.9マイル(約180.1キロ)、打球角度21度の弾丸ライナーを右翼ブルペンへ打ち込み、1点差に追い上げた。
4試合ぶりの一発により大谷はMLB全30球団から本塁打を記録。ナショナル・リーグ本塁打部門2位のオズナ(ブレーブス)との差を3本に広げた。