○ パドレス 7 － 5 ツインズ ●
＜現地時間8月20日　ペトコ・パーク＞

　パドレスの松井裕樹投手（28）が20日（日本時間21日）、本拠地でのツインズ戦で今季56試合目となる救援登板。1回1安打無失点、2奪三振の好リリーフでチームの2連勝に貢献した。

　松井は1－3と2点ビハインドの7回表に3番手として登板。先頭の7番・カストロをカウント2－2と追い込むと、最後はアウトローに鋭く沈む宝刀・スプリットを振らせ空振り三振。続くケプラーも追い込んだあとスプリットを振らせ2者連続三振をマークした。

　二死から9番・マーティンに左前打を許したものの、最後は1番・マーゴーを中飛に退け危なげなく無失点。1回18球、1安打無失点、2奪三振無四球の好救援で再び3試合連続無失点とし、防御率は3.27に良化した。

　パドレス打線は直後の7回裏、4番・マチャドが20号2ランを左中間席へ運び同点。8回表は松井のあとを受けた4番手・スコットが一死満塁から左翼線への勝ち越し2点適二塁打を許したものの、この打球を処理した左翼・プロファーがジャンピングスローで三塁へストライク送球。これで三塁進塁を狙った一塁走者をタッチアウトに仕留め、この回を2失点でとどめたことが結果的に大きかった。

　再び2点を追うパドレス打線は8回裏、前の回に好守備を見せた2番・プロファーが20号3ランを左翼席へ運び逆転。さらに、5番・ボガーツの適時二塁打で7点目を奪い、2点リードの9回表は守護神・スアレスが29セーブ目（7勝1敗）で締めた。