MLB史上5人目の「20−60」
シンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズ内野手(22)が現地時間21日のブルージェイズ戦に「2番・遊撃手」で先発出場。12試合ぶりの盗塁を決め、今季60盗塁に到達した。
3点を追う6回表、一死二、三塁の好機で迎えた第3打席でセンター前への2点適時打を記録。一塁走者となったデラクルーズは相手投手の暴投で二塁へ進み、続く投球で三塁への盗塁に成功。今季MLB全体トップの60盗塁目を記録した。
同点の走者として三塁に進んだデラクルーズは、前身守備が敷かれる中、3番タイラー・スティーブンソンの遊ゴロで快速を飛ばして本塁へ生還。この回レッズは5得点を挙げ、逆転に成功した。
ドミニカ共和国出身のデラクルーズは昨季6月にMLBデビュー。今季は開幕から125試合に出場して打率.261、21本塁打、60盗塁、OPS.828の好成績を残し、MLB史上5人目となる「シーズン20本塁打&60盗塁」を達成。盗塁部門ではMLB全体2位の大谷翔平(ドジャース)に22個もの大差をつけ、トップを独走している。