広島・新井貴浩監督 (C)Kyodo News

◆ 悲願の優勝へ向け、大きな1勝

 広島が巨人に逆転勝ち。首位攻防のこのカードの勝ち越しを決め、ゲーム差を再び2に広げた。

 広島・アドゥワ誠が6回に失った1点が重くのしかかったまま迎えた9回、広島最後の攻撃。ここまで巨人先発の戸郷翔征に散発の3安打に抑えられていた打線だったが、先頭の野間峻祥がサードの頭を越すヒットで出塁すると、犠打を挟んで小園海斗がセンター前にタイムリーヒットで土壇場で同点に追いついた。続く10回には代わったカイル・ケラーに対し1死から菊池涼介が四球を選ぶと、代打の秋山翔吾は二塁打で1死二・三塁のチャンスを迎えると、2死から矢野雅哉が154キロのストレートをレフト前に弾き返し勝ち越しを決めた。その裏は栗林良吏がゲームを締め、大きな逆転勝利を掴んだ。

 逆転のカープに対し、22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した江本孟紀氏は「やっぱこれがね。今の広島の強さ。いつもならこれ、ずるずるってそのままやられるケースなんですけど、今年はこうやって強さを発揮してるね。今日確認しましたね。これかと。広島が強いのは」と関心しきり。また「だからチーム力が今上がってきていてね、小さな少ないチャンスをものにできるような、非常に打線のバランスも良くなってますよね。1点差をね、よくひっくり返しました」と粘りで勝ち越した攻撃を絶賛した。

 もう一人の解説者の谷沢健一氏は「見てるとね、やっぱりもうあの技術じゃないね。ここまでくるとね、やっぱり首位を守りたいとか、やはり優勝したいとかね。ここでそのボールに集中してぶつけるっていうようなね、なんか技術がこうだとかああだとか、そういう段階じゃない。もうそれを通り越してる」と気持ちの強さが勝利を呼んでいると力説した。

 脅威の粘りで巨人に“うっちゃり”勝ちの新井カープ。悲願の優勝へ向け、大きな1勝となった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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