第106回全国高等学校野球選手権大会
関東第一(東東京) 1 - 2 京都国際(京都)<8月23日 甲子園>
8月7日から開幕した夏の甲子園は23日に決勝戦が行われ、京都国際が3度目の出場で初優勝を飾った。京都勢の優勝は1956年の平安(現龍谷大平安)以来68年ぶりとなった。
試合は関東第一・畠中鉄心、京都国際・中崎琉生の両先発がともに好投を見せ、スコアボードにゼロを並べていく。
投手戦が繰り広げられるなか、史上初のタイブレークに突入。延長10回表、京都国際は代打・西村一毅が左安を放ち、無死満塁とすると金本祐伍が押し出し四球を選び先制。続く三谷誠弥の右犠飛で2点目を奪った。
10回裏からは2番手・西村一毅が登板。関東第一の反撃を遊ゴロの間の1点にしのぎ、最後は空三振で見事、初優勝を飾った。