「新井監督が矢野に託した」

　広島は23日、阪神との試合（マツダスタジアム）に1－3で敗戦。連勝とはならなかった。

　広島打線は復帰2戦目となった阪神先発・髙橋遥人の前に6回までわずか2安打。3点を追う7回は先頭からの連打と敵失で無死満塁の大チャンスを迎えたが、6番・菊池涼介の左犠飛による1得点に終わった。2点を追う9回は相手守護神・岩崎優を攻め二死二・三塁としたが、最後は7番・矢野雅哉が左飛。終盤に粘りを見せたものの反撃は1点止まりだった。

　9回に一打同点の場面を作るもチャンスをものにできなかった広島について、23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「22日の巨人戦は瀬戸際で勝ち切ったというところで、この試合も9回の最後にチャンスで矢野という場面で」と9回裏、二死二・三塁のチャンスを振り返り、

　続けて「代打に秋山（翔吾）もいたので、秋山を出されたら阪神も嫌だったのかなと思うんですけど、22日の巨人戦での矢野が活躍を見せた、そのラッキーボーイですよ。新井監督が矢野に託したという事ですからね、しょうがないですよ。ピッチャーが上回ったということですね」とコメントした。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』