「クリーンナップの働きってのは大きいですよね」
巨人がヤクルトに快勝。カード初戦を勝ち切り、首位広島とのゲーム差0と迫った。
巨人打線は初回、ヤクルト先発の吉村貢司郎からココ・モンテスと岡本和真の連続二塁打に加え、吉川尚輝のタイムリーも飛び出しいきなり3点を先制した。4回、5回にも1点ずつ援護をもらった巨人先発の山﨑伊織は5回を2失点とゲームメイク。その後は両軍投手陣が得点を与えず、5-2で巨人が勝利した。
27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「モンテスと岡本。もうこういう風な状況になったら、やっぱりクリーンナップの働きってのは大きいですよね」と鮮やかな先制攻撃に成功した巨人打線の中でも、3番と4番の存在に着目。すると解説者として出演した坂口智隆氏も「ほんとに打点を稼げる人のところでしっかり点数が入るっていうのは、流れ的にもいいですよね」と終盤戦だからこそ重要と説いていた。
また9勝目を挙げた山﨑伊織について、もう一人の解説者の平松政次氏は「本来ならこのピッチャーは菅野(智之)に代わるエースなんで。少なくても7回、8回とかね」と5回でマウンドを譲った点に多少不満げながら「今は回をなんとか言うよりも、もう勝ってくれと。そういうところでしょうね」と結果を出すことが大切としていた。
投打噛み合い快勝した巨人。ますますペナントレースの行方はわからなくなってきた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』