直近6戦で4度目のマルチ安打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間27日のオリオールズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。2試合ぶりにマルチ安打を記録した。
オリオールズ先発は昨季までの対戦で2本塁打を放っている左腕アービン。初回の第1打席は内角高めボールゾーンへの初球シンカーを引っ張り、右前安打を放った。
同点の3回裏、二死走者無しでの第2打席は内角へのシンカーを再び初球打ち。二遊間を破る中前安打で出塁すると、続くムーキー・ベッツの四球で二塁に進み、3番テオスカー・ヘルナンデスの左前適時打で本塁に生還。勝ち越し点を記録した。
1点ビハインドの5回裏、無死一、二塁の好機で第3打席を迎えるも、カウント1-0からど真ん中のカーブを打ち上げ三飛で凡退。8回裏の第4打席は3番手左腕ぺレスと対戦し、カウント2-2から外角高めいっぱいのシンカーで見逃し三振に倒れた。
この試合の大谷は4打数2安打、1三振という内容。直近6試合で4度目となるマルチ安打をマークし、3年連続となるシーズン150安打に到達。今季成績は打率.294、OPS.993となっている。